【2016年6月号】リアリティ技術− 「VR」「AR」の「仕組み」と「実際」
今月号の特集は【リアリティ技術− 「VR」「AR」の「仕組み」と「実際」】です。
「VR」(仮想現実)や「AR」(拡張現実)は、手軽に扱えるデバイスが少なかったため、なかなか普及しませんでした。
しかし最近、「PlayStation VR」や「Oculus Rift」などのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)や、パイオニアの「ARカーナビ」などが登場し、普及の兆しが見えてきています。また、「VR」「AR」は、医療や福祉、防災分野でも使われはじめ、身近な技術としても導入され始めています。
今月号では、「VR」「AR」の「技術」から、実際に使われている場面、また、その発展系である「SR」 (代替現実)や「MR」 (複合現実)についても取り上げます。
まずは熊本地震で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
一ヶ月が過ぎましたが、未だ多くの人が避難生活を強いられている現状に、何もできない自分が、ただただ歯がゆい思いで一杯です。
地震も恐ろしいですが、さらに怖いのは、地震の影響による二次災害。
こんなときこそ、「ドローン」による救援物資の輸送や「リアリティ技術」を使った遠隔操作など、科学の力を結集すべきところですが、未だかなわず。
これらの分野がもっと発展することを心より願っています。
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本誌の発売は5月18日。こちらよりお買い求めください。