I/O編集長好記 2nd season

雑誌から溢れた内容をつらつらと。バージョン2

雑誌に載せきれなかった情報をつらつらと。
バージョン2。

【2016年10月号】「コンピュータ・アーキテクチャ」大研究 -- 見方で変わる「CPU・GPU勢力図」

今月号の特集は【「コンピュータ・アーキテクチャ」大研究】です。

http://www.kohgakusha.co.jp/bookimages/4426m.jpg

  コンピュータの頭脳部分とも言える「CPU」「GPU」は、その「アーキテクチャ」で性能が決まります。
 パソコンの「CPU」「GPU」は、「Intel」「AMD」「NVIDIA」のものがほとんどを占めますが、ここに「スマホ」や「タブレット」を加えると、その勢力図は大きく変わります。
 「スマホ」「タブレット」に搭載されているプロセッサのほとんどが、「ARM」のアーキテクチャを採用しているからです。
 そして、「Intel」がその「ARM」と提携することが、先日発表されました。

 ここでは、大きく変わるコンピュータの「アーキテクチャ」の勢力図とともに、その違いを詳しく特集しています。 

***

国立西洋美術館世界文化遺産に登録されました。

ル・コルビュジエの建築作品」ということが主な理由だそうですが、「ル・コルビュジエ」の建物がもつ共通の「アーキテクチャ」は、「構造」と言うよりも、「こうあるべきだ」という「設計思想」なのかもしれません。

「コンピュータ」の「アーキテクチャ」にも、通じる部分がありそうです。

***

ところでI/Oは、この号の次の11月号で創刊40周年を迎えます。

I/Oは今後どうなっていくのか、その「アーキテクチャ」=「構想」を、次号で少しお見せできればと思っています。

***

 本誌の発売は9月17日。こちらよりお買い求めください