I/O編集長好記 2nd season

雑誌から溢れた内容をつらつらと。バージョン2

雑誌に載せきれなかった情報をつらつらと。
バージョン2。

【2017年12月号】リアリティ技術「XR」 ――実用化する「VR」「AR」「MR」

今月号の特集は【リアリティ技術「XR」 ――実用化する「VR」「AR」「MR」 】です。

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「PlayStationVR」や「HoloLens」などのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)や「VR ZONE SHINJUKU」といった「VR施設」の登場で、盛り上がってきた「XR」(VR/AR/MR)業界。

これらの技術が使われるのは、ゲームやエンターテイメントだけではありません。
たとえば、「VR」(Virtual Reality:仮想現実)技術は、遠く離れた地域や工事現場などの映像を映し出せば、テレイグジスタンス(遠隔臨場感)による遠隔操作も可能になります。
また、「AR」(Augmented Reality:拡張現実)は、目の前に道順のナビゲーションを表示したり、観光名所の解説や古城の復元など、より価値の高い情報を付加できます。
さらに「MR」(Mixed Reality:複合現実)は、医療や飛行士訓練における「シミュレーション」に役立っています。

ここでは、これらの「リアリティ技術」について、実際にその第一線で活躍している人たちが、活用事例なども含めて、詳しく解説します。

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HMDでVR上の海を見ていたら、潮の匂いがした」と錯覚することがあるそうです(クロスモーダル現象)。

逆に「VR空間をよりリアルに感じさせる」ために、敢えて「匂い」を出すこともあるのだとか。

今まで「視覚・聴覚」に頼ってきた「XR」ですが、今後は残りの三感(味覚・嗅覚・触覚)を使ったコンテンツも増えてきそうです。

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そして、今回の特集執筆陣も、筑波大学日本バーチャルリアリティ学会会長の岩田洋夫氏、(株)ホロラボ代表取締役CEOの中村薫氏、HoloEyes(株)のCEO 兼CTOの谷口直嗣氏、九州産業大学芸術学部教授の佐野彰氏と、豪華執筆陣!

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本誌の発売は11月17日。こちらよりお買い求めください。

 

IO 2017年 12 月号 [雑誌]

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