【2017年11月号】組み込みプロセッサ大研究
今月号の特集は【組み込みプロセッサ大研究 】です。
「Raspberry Pi Zero W」や「micro:bit」の登場で、小型マイコンボード・Linuxボードによるプロトタイプ作りも盛んになりつつあります。
この「プロセッサ」は、パソコンなどに使われる普通のCPUとは違い、特化された仕様となっており、「組み込みプロセッサ」と呼ばれています。
「組み込みプロセッサ」は、製品に特化されているため、製品の数だけ種類があると言っても過言ではないのですが、実はそのアーキテクチャのほとんどをARMのアーキテクチャが占めています。
また、最近は、さらに柔軟に対応するために、プログラムできるプロセッサ、「FPGA」というのも人気を集めています。
今月号では、そんな「組み込みプロセッサ」の役割と種類、そしてそれが使われている「製品」について紹介します。
***
ちょっと前に、個人が作ったある装置の中身を見せてもらったところ、中に使われているマイコンは「PIC」でした。
やっぱり特定の機能に絞った装置はPICが良いのだろうな、と思っていたのですが…後日まったく同じ機能をもつ他の人が作った装置を開けてみると、中身は「Arduino」。
単なる作った人の世代の違いかもしれませんが、今後は後者のほうが主流になるかもしれません。
***
本誌の発売は10月18日。こちらよりお買い求めください。